ナバホ族のインディアンジュエリーについて
ナバホ族とは?
ナバホ族
は、アメリカ南西部のアリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州に股がる一体に
ナバホネーション(ナバホ自治区)
と呼ばれる、アメリカ国内最大のインディアン居住区を持つインディアンです。統計では、
純血、混血を含めて298,197人の人がいるそうです。ナバホ族は伝統的なナバホ語と英語を喋る人が多いそうです。ナバホ族の先祖はアメリカ大陸北西部や、アラスカ州、
カナダに渡るエリアに住んでいたようですが、約1000年くらい前に現在のアメリカ南西部に移動して来たようです。現地に先住していたプエブロインディアンから
農耕や織物などを学び、隣接した地域で定住したようです。ナバホ族は自分たちの事をDiné(The People、人)
と呼びます。
ナバホ族はホーガンと呼ばれる六面体の家に住んでいます。
ナバホ族のインディアンジュエリー
他の部族よりいち早く銀細工を学んでジュエリーを制作し出したはナバホ族です。場に出回る本格的な
インディアンジュエリーの殆どは、ナバホ族によるものです。
大きなターコイズを使って大胆なデザインに仕上げたものが多く、ターコイズの他にコーラルなどを使ってターコイズが映えるようにデザインされたジュエリーも多いです。
上記の理由から、コレクションとして収集する際には評判の良いお店で購入する事が薦められています。
ナバホ族のインディアンジュエリースタイル
コンチョ
コンチョの歴史はナバホジュエリーのなかでも古く、スパニッシュから銀細工を学んだ当時からコンチョベルト
などを制作していたようです。
スクワッシュブロッサム
スクワッシュブロッサムとは、ウリ科カボチャ属に属する植物の花の事です。カボチャやズッキーニも含まれるので、その花
のイメージに近いです。
ナジャ
ナジャとは、ナバホ語で三日月型の事を言います。
スパニッシュの馬勒モチーフから来ているとされています。
チップ インレイ
チップ インレイは、ジュエリー制作の過程で出来たターコイズや珊瑚などの削りくずをプラスチックの樹脂で固めて作られています。ナバホの巨匠、トミー シンガー氏によって60年代に考案されたスタイルです。
おススメのナバホインディアンジュエリー本
*洋書です。