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フレッド ハーベイ 時代のインディアンジュエリー

フレッド ハーベイ 時代のインディアンジュエリーとは?

ハーベイ時代 サンダーバードのペンダント 19世紀の終わりぐらいから、ホテルやストラン、ダイニングカーなどを運営していたイギリス移民の実業家Fred Harvey(フレッド ハーベイ) の Fred Harvey Companyがサンタフェ鉄道を使って移動する白人観光客目当てに、お土産用ジュエリーとしてネイティブアメリカン(もしくは全然ネイティブ アメリカンじゃない人)に大量に作らせて売っていたインディアンジュエリーが、今では”Fred Harvey Era”(フレッド ハーベイ 時代)と呼ばれてコレクターの間でもてはやされています。

当時、ナバホが部族間でトレードしていたジュエリーは重くて観光客向きではなかったので、軽くて安いもので、 ターコイズも薄く小さめにカットしたものを使い、鉄道で移動する観光客が持ち帰りやすいように軽くデザインしてありました。

フレッド ハーベイ 時代のインディアンジュエリーのデザイン

ハーベイ時代 サンダーバードのブレスレット

大量に生産する為、手作業の彫り込みなど時間のかかる行程は行わずに、スタンプワークと呼ばれる機械を使った型押しで銀、コッパー、 ニッケルシルバーなどにデザインをつけ、小さめのターコイズをあしらったものが多く、 アセンブリーラインと呼ばれる流れ作業で効率化を図ってインディアンジュエリーを大量生産し、旅行客のおみやげとして手頃な値段で販売ていました。


ハーベイ時代 ネックレス

そのフレッド ハーベイ 時代ジュエリーに使われたデザインは、一般的に白人がインディアンに対して連想するシンボル、例えば矢、サンダーバード、太陽など、 実際の部族にとっては意味の無かったものなどもあしらってリングやブレスレット、ピン、バックルなどを作り、白人観光客にアピールしていたようです。 見た目にこってりしたデザインほど、観光客の注意を引けたようです。


ハーベイ時代 ブレスレット

シルバーがこてこてにデコレーションされているものほど人気があるらしく、値段が上がっていくようです。ハーベイ時代のジュエリーは一目でそれと分かる ような、ちょっと安っぽい、チープな味があります。そのちょっと古くなって味の出た「いかにも」さが、逆に何十年も経った今こそ評価されているのかも 知れません。